2級(AFP)実技201705問38
問38: 付加年金制度
正解: 4
国民年金の第1号被保険者(65歳未満の任意加入被保険者を含む)が希望し、通常の保険料に加えて付加保険料を納めた場合、老齢基礎年金とともに付加年金が支給される(国民年金法第43条)。
仮に、啓二さんが付加保険料を 32年間(384月)納めた場合、付加年金(年額)は 76,800円(= 200円 × 384月)となり、その支給開始から 2年間で、納めた付加保険料の総額に相当する金額を受け取ることができる。
よって、(ア) は 76,800円、(イ) は 2年間。
なお、付加保険料を納付した者が老齢基礎年金の支給繰上げの請求または支給繰下げの申出を行った場合、付加年金も繰上げまたは繰下げが行われる(国民年金法附則第9条の2第6項、国民年金法第46条第1項)。
よって、(ウ) は も繰上げまたは繰下げが行われる。
以上、(ア) ~ (ウ) にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものは 4 となる。
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