2級学科201705問題16
問題16: 生命保険契約の保険料の経理処理
正解: 2
1. 適切。被保険者が役員、保険金受取人が法人である終身保険の保険料は、その全額を資産に計上する。
2. 不適切。被保険者が役員・従業員全員、死亡給付金受取人が被保険者の遺族、年金受取人が法人である個人年金保険の保険料は、その10分の9相当額を資産に計上し、残額を損金に算入することができる。
3. 適切。被保険者が役員・従業員全員、死亡保険金受取人が被保険者の遺族、満期保険金受取人が法人である養老保険の保険料は、その2分の1相当額を資産に計上し、残額を損金に算入することができる。
4. 適切。被保険者が役員、保険金受取人が法人である逓増定期保険では、保険期間のうち所定の前払期間までは支払保険料の一部を資産に計上し、前払期間経過後は資産計上された累積額をその期間の経過に応じ取り崩して損金に算入することができる。
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