3級(協会)実技201705問12
問12: 民法上の相続人および法定相続分の組み合わせ
正解: 2
相続人が配偶者と子である場合の法定相続分は、「配偶者: 1/2、子: 1/2」(民法第900条第1項第1号)となる。子が数人あるときは、均分相続(民法第900条第1項第4号)とされるが、真由美については相続放棄している。民法上では、相続放棄したものは、はじめから存在していなかったとみなされるため、健一、良美の相続分は、それぞれ、「1/4 = 1/2 × 1/2」となるが、健一はすでに死亡していることから、翔太が代襲相続(民法第887条第2項)することになる。
よって、民法上の相続人および法定相続分の組み合わせとして、正しいものは 2 となる。
<< 問11 | 3級(協会)実技の出題傾向(201705) | 問13 >>
« 3級(協会)実技201705問11 | トップページ | 3級(協会)実技201705問13 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 2級(AFP)実技202501問18(2025.02.09)
コメント