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2級(AFP)実技201701問11

問11: 生命保険の保障内容


正解:
(ア) 2,210
(イ) 5
(ウ) 486


・武司さんが現時点(42歳)で、交通事故で即死した場合、保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は 2,210万円である。

< 資料 / 保険証券1 >
終身保険金額(主契約保険金額): 600万円
定期保険特約保険金額: 1,200万円
三大疾病保障定期保険特約保険金額: 300万円(注1)
傷害特約保険金額: 100万円
計: 2,200万円

< 資料 / 保険証券2 >
死亡保険金: 10万円

合計: 2,210万円 = 2,200万円 + 10万円

よって、(ア) は 2,210。


・武司さんが現時点(42歳)で、肺炎で 14日間入院した場合(手術は受けていない)、保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は 5万円である。

< 資料/保険証券1 >より
疾病入院特約: 5万円 = 5,000円 × (14日 - 4日(注2))
計: 5万円

< 資料/保険証券2 >より
該当なし
計: 0万円

合計: 5万円 = 5万円 + 0万円

よって、(イ) は 5。


・武司さんが現時点(42歳)で、初めてガン(胃ガン・悪性新生物)と診断されて 20日間入院し、約款所定の手術(給付倍率40倍)を 1回受けた場合、保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は 486万円である。

< 資料/保険証券1 >より
三大疾病保障定期保険特約保険金額: 300万円(注3)
疾病入院特約: 8万円 = 5,000円 × (20日 - 4日(注2))
手術給付金: 20万円 = 5,000円 × 40倍
成人病入院特約: 8万円 = 5,000円 × (20日 - 4日(注2))
計: 336万円

< 資料/保険証券2 >より
ガン診断給付金: 100万円
ガン入院給付金: 20万円 = 10,000円 × 20日
ガン手術給付金: 30万円
計: 150万円

合計: 486万円 = 336万円 + 150万円

よって、(ウ) は 486。


(注1) 三大疾病保障保険(特約)においては、一般に、(それ以前に「三大疾病保険金」が支払われていない場合、) 三大疾病以外の原因で死亡・高度障害状態になった場合でも、死亡保険金 (高度障害保険金) が支払われる。

(注2) いずれも、入院 5日目から支給される特約である。

(注3) 「三大疾病保険金」が、ガンと初めて診断されたときに支払われる。


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関連問題:
生命保険証券の読み取り


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