3級(協会)実技201509問5
問5: 企業情報
正解: 2
【配当】の欄より、2012年3月期から2014年3月期までの配当金は、合計: 31円(= 10円 + 10円 + 11円)であることが、また、【株式】の欄より、 1単元当たりの株式数は 100株であることが、それぞれ読み取れる。
所有期間に係る 1株当たりの配当金に 1単元当たりの株式数を乗じれば、以下のとおりとなる。
31円 × 100株 = 3,100円
1. 適切。この企業の株を 2012年1月に 1単元購入し、2014年5月まで所有した場合、所有期間に係る配当金額(税引前)は 3,100円である。
2. 不適切。この企業の株価が 1,500円である場合、この企業の株を 1単元購入するために必要な資金は 15万円(= 1,500円 × 100株)である。
【業績】の欄より、2014年3月末時点での 1株当たりの利益は、53.7円であることが読み取れる。
株価収益率(PER)は、株価が 1株当たり利益の何倍であるかを示す指標である。
PER = 株価 / 1株当たりの利益 = 1,500円 / 53.7円 = 27.93倍(小数点以下第3位を四捨五入)
3. 適切。この企業の株価が 1,500円である場合、2014年3月期の連結ベースの決算額で計算した株価収益率(PER)は27.93倍である。
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