2級学科201701問題49
問題49: 土地の有効活用の手法
正解: 2
等価交換方式とは、土地所有者が土地を提供し、デベロッパーが建設資金を負担してマンション等を建設し、土地所有者とデベロッパーが土地と建物(それぞれの一部)を等価で交換する事業方式であるため、設例の場合、建設資金についてのAさんの負担は不要である。
よって、(ア) は 不要。
定期借地権方式とは、土地所有者がその所有権を移転させることなく、契約の更新なく当初に取り決めた一定期間に限り、事業推進主体であるデベロッパーに土地を貸し付けることで、比較的安定した収入を確保することができる事業方式である。
よって、(イ) は デベロッパー。
建設協力金方式とは、土地所有者が建設する建物を借り受ける予定のテナント等から貸与された保証金や建設協力金を建設資金の全部または一部に充当してビルや店舗等を建設する事業方式であるため、設例の場合、土地の所有権移転は無い。
よって、(ウ) は無。
以上、空欄 (ア) ~ (ウ) にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものは 2 となる。
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