2級学科201609問題51
問題51: 民法上の贈与
正解: 1
1. 不適切。その履行がなされていない場合に、各当事者が撤回することができるのは、書面によらない贈与である(民法第550条)。
2. 適切。贈与は、書面によらないものであっても、当事者の一方が自己の財産を無償で相手方に与える意思を表示し、相手方が受諾をすることによって、その効力を生ずる(民法第549条)。
3. 適切。負担付贈与では、贈与者がその負担の限度において売買契約の売主と同様の担保責任を負う(民法第551条第2項)。
4. 適切。負担付贈与では、受贈者がその負担である義務を履行しない場合において、贈与者が相当の期間を定めてその履行の催告をし、その期間内に履行がないときは、贈与者は、当該贈与の契約の解除をすることができる(民法第553条)。
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