2級学科201701問題19
問題19: 損害保険を活用した家庭のリスク管理
正解: 3
1. 適切。一般条件の車両保険では、他の自動車との接触事故による損害だけでなく、ガードレールへの衝突などの単独事故による損害も補償の対象となる。したがって、自動車同士の事故だけでなく、電柱や橋と接触した場合の所有する自動車の修理費に備えて、自動車保険の車両保険を一般条件にして契約したのは、適切である。
2. 適切。個人賠償責任(補償)特約とは、他人の身体または財物に損害を与えた場合に生ずる法律上の賠償責任を負担する特約である。したがって、高校生の息子が自転車で通学中に歩行者にケガをさせて治療費の負担が必要となる場合に備えて、自宅の火災保険契約時に個人賠償責任(補償)特約を付帯したのは、適切である。
3. 不適切。個人賠償責任(補償)特約では、他人からの借用物を毀損した場合の賠償責任は免責となっている。したがって、国内旅行中に友人から借りたビデオカメラを誤って壊して修理費の負担が必要となる場合に備えて、国内旅行傷害保険契約時に個人賠償責任(補償)特約を付帯したのは、不適切である。
4. 適切。普通傷害保険とは、急激かつ偶然な外来の事故による傷害を補償する保険である。したがって、草野球の練習中のケガによる入院や通院の治療費に備えて、普通傷害保険を契約したのは、適切である。
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