2級学科201609問題10
問題10: クレジットカード
正解: 2
1. 適切。クレジットカードは、クレジットカード会社が所有権を有しており、約款上、クレジットカード表面に印字された会員本人以外が使用することはできない。
2. 不適切。クレジットカード会社は、加盟する指定信用情報機関を通じ、会員の属性情報(氏名、生年月日、住所、電話番号、勤務先名等)のみならず、自社以外のクレジットカードの利用状況を閲覧することができる。
3. 適切。割賦販売法の規定によれば、クレジットカード会社は、利用者とクレジット契約を行う際、その利用者の年収、生活維持費、クレジット債務などから算定される支払可能見込額を調査することが原則として義務付けられている(割賦販売法第30条の2第1項)。
4. 適切。クレジットカードを使用したキャッシング(無担保借入)は、貸金業法上、総量規制の対象となり、キャッシング利用限度額の合計は、原則として、その他の無担保借入残高(他社も含む)と合算して年収額の 3分の1までとされている(貸金業法第13条の2第2項)。
<< 問題9 | 2級学科の出題傾向(201609) | 問題11 >>
« 2級(AFP)実技201609問12 | トップページ | 生命保険の保険料の構成 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 2級(AFP)実技202501問18(2025.02.09)
コメント