2級学科201609問題5
問題5: 老齢基礎年金
正解: 3
1. 適切。保険料納付済期間、保険料免除期間および合算対象期間を合算した期間が 25年以上ある場合は、老齢基礎年金の受給資格期間を満たしていることとされる(国民年金法第26条)。
2. 適切。国民年金の学生納付特例期間は、その期間に係る保険料の追納がない場合、老齢基礎年金の受給資格期間には算入されるが、老齢基礎年金の年金額には反映されない(国民年金法第90条の3)。
3. 不適切。平成21年3月以前の国民年金の保険料全額免除期間は、その期間に係る保険料の追納がない場合、その 3分の1に相当する月数が老齢基礎年金の年金額に反映される(平成16年法附則第9条)。
4. 適切。老齢厚生年金の繰下げ支給の増額率は、繰り下げた月数に 0.7%を乗じて得た率となる(厚生年金保険法施行令第3条の5の2第1項)。65歳到達時に老齢基礎年金の受給権を有する者が、70歳到達時に老齢基礎年金の繰下げ支給の申出をした場合、年金額の増額率は 42%(= 0.7% × 60月)である。
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