2級学科201605問題23
問題23: 債券の信用リスク
正解: 1
1. 適切。債券の発行体の財務状況の悪化などにより、その発行する債券の利子や償還金の支払いが債務不履行(デフォルト)となるリスクを、信用リスクという。
2. 不適切。劣後債とは、債務の弁済順位が低い債券を指す。したがって、発行体が同一の劣後債であっても、他の債券と同等の信用格付となるとは限らず、むしろ低くなる可能性があると考えられる。
3. 不適切。信用格付において最上級の格付を付された債券であっても、発行後の発行体の財務状況などによっては、利子や償還金の支払いについて遅延が生じることはありうる。
4. 不適切。市場で流通している信用リスクの高い債券と信用リスクの低い債券を比較した場合、他の条件が同じであれば、信用リスクの高い債券の方が利回りは高くなる。
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