2級(AFP)実技201605問7
問7: 中古マンションについての新聞の折込み広告
正解:
(ア) ○
(イ) ×
(ウ) ×
(エ) ×
(ア) 正しい。不動産広告における徒歩1分とは平面地図上の道路距離80mに相当する。また、80m未満の端数は切り上げ、1分として計算する。したがって、○○線△△駅からこの物件までの道路距離は、560m超640m(= 80m × 8分)以下である。
(イ) 誤り。この物件のように、建築物の敷地が 2つの用途地域にまたがる場合、その敷地の全部について、敷地の過半の属する用途地域の建築物の用途に関する規制が適用される(建築基準法第91条)。
(ウ) 誤り。この物件の専有面積(72.56平米)には、バルコニー面積は含まれていない(建物の区分所有等に関する法律第4条第1項)。
(エ) 誤り。一般に、マンション広告等の表記として用いられる専有面積は壁芯面積であるが、登記簿上の専有面積については、内法面積で表示されている。したがって、この広告では物件の専有面積は壁芯面積で記載されているが、これは、登記簿上の面積より大きい。
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