2級学科201605問題6
問題6: 老齢基礎年金
正解: 3
1. 適切。保険料納付済期間、保険料免除期間および合算対象期間を合算した期間が 25年以上ある場合は、老齢基礎年金の受給資格期間を満たしていることとされる(国民年金法第26条)。
2. 適切。老齢基礎年金を繰り下げて受給する場合の増額率は、繰下げ月数 1ヵ月当たり 0.7%である(令第4条の5)。したがって、65歳到達時に老齢基礎年金の受給権を有する者が、70歳到達時に老齢基礎年金の繰下げ支給の申出をした場合、年金の増額率は 42%(= 0.7% × 12ヵ月 × 5年)である。
3. 不適切。付加年金の受給権者が老齢基礎年金の繰上げ支給の請求をした場合、付加年金も同様に繰り上げられて支給される(法附則第9条の2第6項)。
4. 適切。老齢基礎年金の受給権者に振替加算の支給事由が生じた場合は、その事由が生じた月の翌月の老齢基礎年金から振替加算の加算が行われる(昭60法附則第14条第4項)。
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