2級(AFP)実技201601問7
問7: 土地の登記事項証明書
正解:
(ア) ×
(イ) ○
(ウ) ○
(エ) ×
(ア) 誤り。権利部は、甲区及び乙区に区分し、甲区には所有権に関する登記の登記事項を記録するものとし、乙区には所有権以外の権利に関する登記の登記事項を記録するものとする(不動産登記規則第4条第4項)。したがって、株式会社KR銀行からの住宅ローンの借入れに係る抵当権の登記が記載されている欄 (A) は、権利部の乙区である。
(イ) 正しい。この土地には株式会社KR銀行の抵当権が設定されているが、別途、ほかの金融機関が抵当権を設定することも可能である。(抵当権は同一物件に重ねて設定することができる)
(ウ) 正しい。平尾浩次さんが債務の弁済を怠った場合、株式会社KR銀行は、債権を回収するためにこの土地の競売を裁判所に申し立てることができる。
(エ) 誤り。権利部は、甲区及び乙区に区分し、甲区には所有権に関する登記の登記事項を記録するものとし、乙区には所有権以外の権利に関する登記の登記事項を記録するものとする(不動産登記規則第4条第4項)。上記 < 資料 > には、抵当権の登記が記載されていることから、乙区と判断される。したがって、上記 < 資料 > のみでは、抵当権の設定当時、平尾浩次さんがこの土地を単独で所有していたか否かは分からない。
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