1級実技201309問1
問1: 学資保険の運用利率
正解: 0.7
設例の場合、毎年の積立額(= 年払い保険料)と、運用期間(= 保険料払込期間)、将来の額(= 満期学資金)がわかっているので、積立額から将来の額を求める「年金終価係数」、または将来の額から積立額を求める「減債基金係数」のいずれかを用いて計算した数値に最も近い係数の利率を該当の係数表より検索すればよいことになる。
年金終価係数を用いた場合...
毎年の積立額: 100,020円 × 年金終価係数(17年) = 将来の額: 1,800,000円
求められた年金終価係数(17年): 17.9964 = 将来の額: 1,800,000円 / 毎年の積立額: 100,020円
減債基金係数を用いた場合...
将来の額: 1,800,000円 × 減債基金係数(17年) = 毎年の積立額: 100,020円
求められた減債基金係数(17年): 0.05556... = 毎年の積立額: 100,020円 / 将来の額: 1,800,000円
求められた各係数に最も近い係数の利率: 0.7%
※保険商品等の資料から、運用利率を求めさせる出題は、200509問7、201209問4 に続き、今回で3回目。前回までは、年金商品がとりあげられていたため、積立期間中と受取期間中の双方の運用利率を求める必要があったのですが、今回は、学資保険であったため、前者のみと半分の労力で済んだというわけです。
関連問題:
« 2級(AFP)実技201509問36 | トップページ | 2級(AFP)実技201409問36 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 2級学科202409問題38(2024.12.10)
コメント