1級実技201409問11
問11: 生命保険の保障内容
正解:
(ア) 3,321
(イ) 9
(ウ) 3,000
・正紀さんが平成26年10月に脳梗塞で 6日間入院し、その間に約款に定められた所定の手術(給付倍率40倍)を受けたが死亡した場合、支払われる保険金・給付金の合計は 3,321万円である。
終身保険: 300万円
定期保険特約: 3,000万円
手術給付金付疾病入院特約(本人・妻型): 1万円 = 5,000円 × (6日 - 4日)
手術給付金: 20万円 = 5,000円 × 40倍
合計: 3,321万円
よって、(ア) は 3,321。
・智子さんが平成26年10月に交通事故により 14日間入院し、その間に約款に定められた所定の手術(給付倍率20倍)を受けた場合、支払われる給付金の合計は 9万円である。
災害入院特約(本人・妻型): 3万円 = 5,000円 × 0.6 × (14日 - 4日)
手術給付金: 6万円 = 5,000円 × 0.6 × 20倍
合計: 9万円
よって、(イ) は 9。
・正紀さんが平成26年10月にガンで余命6ヵ月以内と判断された場合、リビング・ニーズ特約を利用して請求できる最大金額は 3,000万円である。
終身保険: 300万円
定期保険特約: 3,000万円
合計: 3,300万円
3,300万円 > 3,000万円
よって、(ウ) は 3,000。
※1級実技での生命保険証券の読み取り問題の出題は、これで 4回目。(ア) は、いうまでもなく基本問題、 (ウ) については、リビング・ニーズ特約の上限額がポイントとなるわけですが... 給付対象が「妻」である (イ) で、うっかり落とし穴にはまった... という方が意外におられたりして。
関連問題:
« 2級(AFP)実技201505問13 | トップページ | 2級(AFP)実技201409問6 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 2級(AFP)実技202501問18(2025.02.09)
コメント