1級実技201409問1
問1: 個人向け国債の中途換金の流れ
正解:
(ア) 761
(イ) 1,860
(ウ) 498,901
中途換金する平成26年9月1日までの経過利子相当額は 761円である。なお、経過日数は 139日とする。
※1年を 365日とし、日割りにより計算すること。
500,000円 × 0.40% × 139日 / 365日= 761円
よって、(ア) は 761。
中途換金の際に差し引かれる中途換金調整額は 1,860円である。
※便宜的に、「直近 2回分の利子(税引前)相当額 × 0.8 (復興特別所得税は考慮しない)」として計算すること。
※利子の計算期間については、便宜的に、6/12ヵ月として計算すること。
500,000円 × (0.42% × 6/12ヵ月 + 0.51% × 6/12ヵ月) × 0.8 = 1,860円
よって、(イ) は 1,860。
従って、中途換金した場合の換金金額(手取額)は、
額面500,000円 + 761円 - 1,860円= 498,901円 である。
よって、(ウ) は 498,901。
※2007年度から、隔年ペースで登場していた個人向け国債の中途換金に関する問題です。3回目 が 2011年度だったことから、たぶん次の4回目は、2013年度だろうと思っていましたが、予想ははずれ、今回の2014年度に持ち越しとなってしまいました(笑)。出題パターンも、毎回同様ですので、特にコメントの要もないように思われます。
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