1級実技201409問20
問20: 65歳から支給される老齢厚生年金の額
正解: 4
(1) 報酬比例部分: 1,323,600円(50円以上100円未満端数切上げ)
(630,000円 + 705,895円) × 1.031 × 0.961
(A) 平成15年3月以前の被保険者期間に基づく額: 630,000円
350,000円 × 7.500 / 1,000 × 240ヵ月
(B) 平成15年4月以後の被保険者期間に基づく額: 705,895円(円未満四捨五入)
460,000円 × 5.769 / 1,000 × 266ヵ月
(2) 配偶者加給年金額: 386,400円
配偶者加給年金は、厚生年金の加入期間が原則として20年以上ある者に、その者の収入で生計を維持している配偶者や子があるときに特別支給の老齢厚生年金の定額部分あるいは老齢基礎年金が支給されるときから支給される(厚生年金保険法第44条)。
65歳から支給される老齢厚生年金の額: 1,710,000円
報酬比例部分: 1,323,600円 + 配偶者加給年金額: 386,400円
よって、正解は 4 となる。
※意外でしたが... 老齢厚生年金の額を算出する問題は、今回が初出のようですね。< 資料 > の算式に基づいて計算し、配偶者加給年金額の加算を忘れなければ、難なく解答できる問題 ...というわけで、これ以上のコメントは不要でしょう。
関連問題:
« 離婚時の厚生年金の分割制度 | トップページ | 2級(AFP)実技201409問13 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 2級(AFP)実技202501問18(2025.02.09)
コメント