1級実技201309問5
問5: 生命保険の保障内容
正解:
(ア) 2,500
(イ) 846
(ウ) 50,000
・大輔さんが平成25年9月に三大疾病以外の病気により死亡した場合、支払われる死亡保険金の合計額は 2,500万円である。
終身保険: 100万円
定期保険特約: 1,600万円
三大疾病保障保険特約: 800万円(注1)
合計: 2,500万円
(注1) 三大疾病保障保険(特約)においては、一般に、(それ以前に「三大疾病保険金」が支払われていない場合、) 三大疾病以外の原因で死亡・高度障害状態になった場合でも、死亡保険金 (高度障害保険金) が支払われる。
よって、(ア) は 2,500。
・大輔さんが平成25年9月に胃ガン(悪性新生物)により30日間継続入院し、給付倍率40倍の手術(1回)を受けた場合、支払われる保険金・給付金の合計額は 846万円である。
三大疾病保障保険特約: 800万円(注2)
疾病入院特約(本人型): 13万円 = 5,000円 × (30日 - 4日(注3))
生活習慣病入院特約: 13万円 = 5,000円 × (30日 - 4日(注3))
手術給付金: 20万円 = 5,000円 × 40倍
合計: 336万円
合計: 336万円
(注2)「三大疾病保険金」が、ガンと初めて診断されたときに支払われる。
(注3) いずれも、入院 5日目から支給される特約である。
よって、(イ) は 846。
・大輔さんが平成25年9月に不慮の事故により骨折し、手術も入院もせず、事故の日から180日以内に15日間通院した場合、支払われる給付金の合計額は 50,000円である。
特定損傷特約: 50,000円
合計: 50,000円
よって、(ウ) は 50,000。
※1級実技での生命保険証券の読み取り問題の出題は、これで 3回目。(ア) と (イ) は 、ともに三大疾病特約の商品性の理解がカギとなるもので、2級実技では定番ネタ。今回、目新しいのは、(ウ) でしょうか。通院特約は、同一事由での入院給付があったときに給付される特約、したがって、このケースでは特定損傷特約のみが対象となるわけです。
関連問題:
« 2級(AFP)実技201505問34 | トップページ | 2級(AFP)実技201409問3 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 2級(AFP)実技202501問18(2025.02.09)
- 3級学科202405問45(2025.02.17)
コメント