2級(AFP)実技201409問7
問7: 中古マンションについての新聞の折込み広告
正解:
(ア) ○
(イ) ○
(ウ) ○
(エ) ×
(ア) 正しい。不動産広告における徒歩1分とは平面地図上の道路距離80mに相当する。また、80m未満の端数は切り上げ、1分として計算する。したがって、○○線△△駅から物件までの道路距離は、880m超960m( = 80m × 12分)以下である。
(イ) 正しい。建築基準法上、幼稚園、小学校、中学校、高等学校は、工業地域、工業専用地域以外のすべての用途地域内で建設することができる。このマンションがある用途地域は、準工業地域である。したがって、この物件がある用途地域内には、建築基準法上、幼稚園や小学校を建築することができる。
(ウ) 正しい。このマンションの広告には、「取引態様: 専属専任媒介」とある。したがって、この物件を購入する場合、通常、宅地建物取引業者に媒介業務に係る報酬(仲介手数料)を支払うことになる。
(エ) 誤り。一般に、マンション広告等の表記として用いられる専有面積は壁芯面積であるが、登記簿上の専有面積については、内法面積で表示されている。したがって、この広告では物件の専有面積は壁芯面積で記載されているが、これは、登記簿上の面積より大きい。
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