2級学科201501問題55
問題55: 成年後見制度
正解: 3
1. 適切。法定後見制度には、精神上の障害による本人の判断能力の程度によって、後見、保佐および補助の 3種類の類型がある。
2. 適切。精神上の障害により事理を弁識する能力を欠く常況にある者について、家庭裁判所に後見開始の審判を請求することができる者には、本人またはその配偶者のほか、本人の4親等内の親族も含まれる(民法第7条)。
3. 不適切。成年後見制度においては、成年後見人についての法律上の資格制限はなく、複数の人あるいは法人でもなることができる。
4. 適切。成年後見人は、成年被後見人が自ら行った法律行為について、日用品の購入その他日常生活に関する行為を除き、取り消すことができる(民法第9条)。
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