2級学科201409問題59
問題59: 相続税の納税資金対策
正解: 1
1. 適切。相続税の納税資金対策として、被相続人が生前に相続人に対して保険料相当額の金銭を贈与し、契約者( = 保険料負担者)および死亡保険金受取人を相続人、被保険者を被相続人とする生命保険に加入する方法がある。
2. 不適切。相続税の延納を選択する場合、延納の担保として提供することができる財産は、相続または遺贈により取得した財産に限られない。相続人の固有の財産や共同相続人または第三者が所有している財産であってもよい。
3. 不適切。質権、抵当権その他の担保権の目的となっている不動産は、物納財産に充当することはできない。
4. 不適切。相続税の納税資金に充てるため、所定の要件を満たせば、譲渡所得の金額の計算上、納付すべき相続税額のうちの一定の金額を取得費に加算することができるのは、相続人が相続により取得した不動産を売却する場合である。
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