2級(AFP)実技201505問20
問20: 相続開始後の申告や手続きの流れ等
正解:
(ア) 6
(イ) 2
(ウ) 3
妹尾さん: 「相続開始後の流れと手続きについて整理したいと思います。相続税の申告と納税はいつまでに行う必要がありますか。」
塩谷さん: 「相続税の申告と納税は、相続の開始があったことを知った日の翌日から 10ヵ月以内に行うことになっています(相続税法第27条)。」
よって、(ア) は 6. 10ヵ月。
妹尾さん: 「相続の放棄をする場合にはどうすればよいのでしょうか。」
塩谷さん: 「相続の放棄をする場合には、相続の開始があったことを知った時から 3ヵ月以内に家庭裁判所に申述しなければなりません(民法第915条第1項)。」
よって、(イ) は 2. 3ヵ月。
妹尾さん: 「準確定申告とは何でしょうか。」
塩谷さん: 「所得税の納税義務者が死亡した場合に、相続人は、被相続人の所得税の確定申告をして、所得税を納付しなければなりません。これを準確定申告といいます。相続の開始があったことを知った日の翌日から 4ヵ月以内が手続きの期限になります(所得税法第125条)。」
よって、(ウ) は 3. 4ヵ月。
<< 問19 | 2級(AFP)実技の出題傾向(201505) | 問21 >>
« 2級学科201505問題27 | トップページ | 2級学科201409問題48 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 2級学科202401問題55(2024.12.14)
コメント