2級(AFP)実技201501問2
問2: 消費者契約法
正解:
(ア) ○
(イ) ×
(ウ) ×
(エ) ○
(ア) 適切。保護の範囲は、個人(事業としてまたは事業のために契約の当事者となる場合におけるものを除く)とされており、法人は対象外とされている(消費者契約法第2条第1項)。
(イ) 不適切。事業者が、消費者の自宅を訪問し、消費者が退去を要求したにもかかわらず居座り、契約を締結した場合、その契約について消費者に損害が生じたときには、消費者は当該契約を取り消すことができる(消費者契約法第4条第2項第1号)。
(ウ) 不適切。消費者契約の申込み等に係る取消権の時効は、消費者が誤認に気づいた時から 6ヵ月間、または契約締結の時から 5年を経過したときとされている(消費者契約法第7条第1項)。
(エ) 適切。事業者の債務不履行により消費者に損害が生じた場合、その損害を賠償する責任の全部を免除するような条項は無効となる(消費者契約法第8条第1項第1号)。
« 2級学科201501問題1 | トップページ | 2級学科の出題傾向(201505) »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 2級(AFP)実技202501問38(2025.01.31)
コメント