2級学科201409問題15
問題15: 法人が受け取った保険金や解約返戻金の経理処理
正解: 3
1. 適切。法人が死亡保険金を受け取った場合、資産に計上している保険料積立金を取り崩し、受け取った死亡保険金との差額を雑収入(または雑損失)として経理処理する。
2. 適切。法人が解約返戻金を受け取った場合、資産に計上している保険料積立金を取り崩し、受け取った解約返戻金との差額を雑収入(または雑損失)として経理処理する。
3. 不適切。満期時に法人が満期保険金を受け取らずに据え置いた場合でも、資産に計上している保険料積立金を取り崩し、据え置いた満期保険金との差額を雑収入(または雑損失)として経理処理する必要がある。
4. 適切。法人が満期保険金を年金で受け取ることが契約時に定められていた場合、その年金を受け取る都度、資産に計上している保険料積立金のうち受け取った年金額に対応する金額を取り崩し、受け取った年金額との差額を雑収入(または雑損失)として経理処理することができる。
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関連問題:
生命保険契約の保険金、給付金、解約返戻金に係る経理処理
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