2級学科201405問題50
問題50: DCF法による不動産の収益価格の計算方法
正解: 3
DCF法とは、将来のキャッシュフローの現在価値の総和と、保有期間終了時の復帰価格の現在価値を合算して、投資不動産の収益価格を求める手法である。
将来のキャッシュフローの現在価値の総和 + 保有期間終了時の復帰価格の現在価値 = 収益価格
毎期(年)末の純収益 × 1年目の複利現価率 + 毎期(年)末の純収益 × 2年目の複利現価率 + 毎期(年)末の純収益 × 3年目の複利現価率 + 3年目の売却価格 × 3年目の複利現価率 = 収益価格
1,000万円 × 0.943 + 1,000万円 × 0.890 + 1,000万円 × 0.840 + 1億円 × 0.840
= 943万円 + 890万円 + 840万円 + 1億円 × 0.840 = 1億1,073万円 = 1億1,073万円
よって、正解は 3 となる。
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