2級学科201401問題41
問題41: 不動産の登記
正解: 1
1. 適切。所有権に関する登記事項は、登記記録の権利部甲区に記録される(不動産登記規則第4条第4項)。
2. 不適切。抵当権は同一の不動産に重ねて設定することができるが、その抵当権の順位は、登記の前後による(民法第373条)。
3. 不適切。登記申請に際して提供する登記識別情報とは、当該登記名義人自らが当該登記を申請していることを確認するために用いられる符号その他の情報であって、登記名義人を識別することができるものをいう(不動産登記法第2条第1項第14号)。
4. 不適切。その土地の登記記録に借地権設定の登記がなくても、第三者に借地権を対抗することができるのは、当該土地上に借地権者の名義で登記された建物を所有する場合である(借地借家法第10条第1項)。
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