2級学科201401問題40
問題40: 役員に対して土地を譲渡した場合の課税関係
正解: 2
1. 不適切。法人が役員に譲渡した不動産の適正な時価とは、不特定多数の当事者間で自由な取引が行なわれる場合、通常成立すると認められる価額とされる。
2. 適切。法人においては、時価による譲渡があったものとみなして、法人税法上の譲渡損益が算出される。
3. 不適切。法人においては、役員に対して時価と譲渡価額との差額に相当する金額の給与の支給があったものとみなして、その差額は法人税法上、損金不算入とされる。
4. 不適切。役員においては、時価と譲渡価額との差額に相当する金額の経済的利益の供与を受けたものとみなして、その差額は給与所得として取り扱われる。
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関連問題:
会社と役員間の取引における法人税または所得税の取扱い
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