2級学科201401問題14
問題14: 相続開始時にまだ保険事故が発生していない生命保険契約
正解: 3
1. 不適切。契約者( = 保険料負担者)の死亡により相続人が引き継いだ生命保険契約に関する権利の相続税評価額は、原則として、相続開始時においてその契約を解約するとした場合に支払われることとなる解約返戻金の額となる。
2. 不適切。相続人が相続により生命保険契約を引き継いだ場合、相続税の課税価格の計算上、生命保険契約に関する権利の相続税評価額から「500万円 × 法定相続人の数」の金額を控除することはできない。
3. 適切。契約者( = 保険料負担者)の死亡により相続人が引き継いだ生命保険契約において、当該契約者(被相続人)に対する契約者貸付金がある場合、その金額は、相続税の課税価格の計算上、債務控除の対象となる。
4. 不適切。個人年金保険契約における年金を受け取る権利を相続により取得した場合の相続税評価額は、解約返戻金相当額、一時金相当額および予定利率等をもとに算出した額のうち、いずれか多い金額である。
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