2級学科201309問題5
問題5: 老齢厚生年金
正解: 2
1. 適切。65歳からの老齢厚生年金が支給されるためには、老齢基礎年金の受給資格期間を満たし、厚生年金保険の被保険者期間が 1ヵ月以上あることが必要である(厚生年金保険法第42条)。
2. 不適切。老齢厚生年金に加給年金額が加算されるためには、老齢厚生年金の受給権者本人の厚生年金保険の被保険者期間が 20年以上あることが必要である(厚生年金保険法第44条)。
3. 適切。特別支給の老齢厚生年金は、定額部分に続き報酬比例部分も段階的に支給開始年齢が引き上げられ、最終的には廃止されることになっている(厚生年金保険法附則第8条の2)。
4. 適切。厚生年金保険の被保険者に支給される特別支給の老齢厚生年金は、当該被保険者の総報酬月額相当額と基本月額との合計額が 28万円を超える場合、在職老齢年金の仕組みにより年金額の全部または一部が支給停止となる(厚生年金保険法附則第11条)。
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