2級学科201305問題19
問題19: 生命保険を利用した家計のリスク管理
正解: 2
1. 適切。特定(三大)疾病保障保険とは、ガンの場合は、初めて診断されたとき、また、脳卒中、急性心筋梗塞の場合は、所定の状態となった場合に「特定疾病保険金」が支払われる保険である。したがって、「ガンにかかった場合の高額な医療費に備えたい」と考えたAさんが、特定(三大)疾病保障保険に加入したのは適切と考えられる。
2. 不適切。「子が生まれたので、この子の大学入学資金を今から準備したい」と考えたBさんが、その子が 18歳になる年度までを保険期間とする逓減定期保険に加入したのは、不適切である。この場合、学資(こども)保険に加入するのが適切と考えられる。
3. 適切。個人年金保険とは、公的年金を補完する私的保険と位置づけられる。したがって、「公的年金だけでは不安なため、老後の生活資金を準備したい」と考えたCさんが、定額個人年金保険に加入したのは適切と考えられる。
4. 適切。相続はいつ発生するか予測は困難である。したがって、「自分が死亡したときの妻子の相続税納税資金を準備したい」と考えたDさんが、保険料一時払いで終身保険に加入したのは適切と考えられる。
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