2級学科201305問題14
問題14: 生命保険の月払保険料に係る法人の経理処理
正解: 4
1. 適切。被保険者をすべての役員・従業員、保険金受取人を法人とする定期保険特約付終身保険(特約は10年更新)の保険料は、終身保険部分を資産に計上し、定期保険部分を損金に算入する。
2. 適切。被保険者を特定の役員、保険金受取人を法人とする長期平準定期保険の保険料は、保険期間の 6割相当期間経過後は、支払った保険料を損金に算入するとともに、資産計上していた前払い保険料を期間の経過に応じて取り崩して損金に算入する。
3. 適切。被保険者をすべての役員・従業員、死亡給付金受取人を役員・従業員の遺族、年金受取人を法人とする個人年金保険の保険料は、その額の10分の9を資産に計上し、残り10分の1を損金に算入する。
4. 不適切。被保険者をすべての役員・従業員、死亡保険金および満期保険金の受取人を法人とする養老保険の保険料は、支払保険料の全額を資産に計上する。
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