2級学科201305問題2
問題2: ライフプランを作成するうえで活用する主なデータ
正解: 1
1. 不適切。男女別・年齢別の平均余命についての統計値は、厚生労働省の「簡易生命表」に記載されている。
「平成24 年簡易生命表は、日本にいる日本人について、平成24 年1年間の死亡状況が今後変化しないと仮定したときに、各年齢の人が1年以内に死亡する確率や平均してあと何年生きられるかという期待値などを死亡率や平均余命などの指標(生命関数)によって表したものである。」
2. 適切。幼稚園から高等学校卒業までの教育費用総額についての統計値は、文部科学省の「子どもの学習費調査」に記載されている。
「本調査は保護者が子どもの学校教育及び学校外活動のために支出した経費の実態をとらえ,教育費に関する国の施策を検討・立案するための基礎資料を得るためのものである。」
3. 適切。 1世帯当たりの 1ヵ月間の収入と支出の金額の統計値は、総務省の「家計調査」に記載されている。
総務省統計局、政策統括官(統計基準担当)、統計研修所 (家計調査) より、
「家計調査は,一定の統計上の抽出方法に基づき選定された全国約9千世帯の方々を対象として,家計の収入・支出,貯蓄・負債などを毎月調査しています。」
4. 適切。家計における金融資産の保有額や借入金残高の統計値は、金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」に記載されている。
金融広報中央委員会 ( 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成19年以降) > 調査の概要) より、
「調査のしくみ
調査の目的
この調査は、金融広報中央委員会が、(1)家計の資産・負債や家計設計などの状況を把握し、これらの公表を通じて金融知識を身につけることの大切さを広報すること、(2)家計行動分析のための調査データを提供すること、の2つを目的としています。」
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