2級学科201305問題37
問題37: 給与所得の源泉徴収票
正解: 4
1. 不適切。給与所得とは、給与収入から給与所得控除を差し引いた金額のことであり、源泉徴収票においては、「給与所得控除後の金額」である。したがって、Aさんの給与所得の金額は、510万円である。
2. 不適切。「控除対象配偶者の有無等」の欄において、有に○印がある。したがって、Aさんには、配偶者控除の適用がある。
3. 不適切。「地震保険料の控除額」の欄には、30,000円とあるが、地震保険料の年間支払金額の合計額が50,000円以下の場合、支払った金額の全額が所得税における控除額となる。したがって、Aさんは、年末調整の手続きとして、平成24年中に地震保険の保険料の支払いが 3万円あることを証明する地震保険料控除証明書を株式会社M社に提出していることになる。
4. 適切。源泉徴収税額 34,200円は、住宅借入金等特別控除額 15万円が控除された後の金額である。
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