2級(AFP)実技201301問8
問8: 登記記録
正解: 3
現在、全国の法務局(登記所)における登記記録はコンピューター化されている。そこで発行される登記事項証明書は、登記記録に記録された事項の全部または一部を証明した書面である。登記事項証明書は、だれでも登記所において手数料を納付して交付を請求することができる(不動産登記法第119条)。
よって、(ア) は 登記事項証明書、(イ) は だれでも。
なお、従来は、登記簿を登記所内で閲覧することができたが、コンピューター化された後は閲覧できなくなった。そのため、閲覧に代わるものとして、登記事項要約書が交付されるようになった(不動産登記規則第198条)。
よって、(ウ) は 登記事項要約書。
登記事項要約書は、物件の取得原因、抵当権の設定原因や利息や損害金などの債権の範囲などの詳細記録は記載されず、また、登記官の認証文言が記載されていないため、公的な証明文書としての機能を果たすことはできない。
以上、(ア) ~ (ウ) にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものは 3 となる。
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