2級学科201301問題5
問題5: 老齢厚生年金の加給年金額および繰下げ支給
正解: 3
1. 適切。加給年金額が加算されるためには、老齢厚生年金の受給権者本人の厚生年金保険の被保険者期間が原則として20年以上あること等の要件を満たす必要がある(厚生年金保険法第44条)。
2. 適切。加給年金額は、所定の要件を満たせば、特別支給の老齢厚生年金の定額部分の支給開始年齢到達時または65歳以降の老齢厚生年金の受給権を取得したときから加算される(厚生年金保険法第44条)。
3. 不適切。老齢厚生年金の支給繰下げの申出をする場合、その申出は老齢基礎年金の支給繰下げの申出と同時に行う必要はない(厚生年金保険法第44条の3)。
4. 適切。老齢厚生年金の支給繰下げの申出をした場合、加給年金額は繰下げによる加算額を算出する際の対象となる年金額から除かれる(厚生年金保険法第44条の3)。
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