2級学科201301問題54
問題54: 金融資産の相続税評価
正解: 2
1. 適切。定期預金の価額は、原則として、課税時期の預入残高に源泉所得税相当額控除後の既経過利子を加算した金額により評価する(財産評価基本通達203)。
2. 不適切。金融商品取引所に上場されている利付公社債の価額は、原則として、課税時期の最終価格に源泉所得税相当額控除後の既経過利息の額を加えた金額で評価する(財産評価基本通達197-2)。
3. 適切。相続開始時において、まだ保険事故が発生していない生命保険契約に関する権利の価額は、原則として、相続開始時においてその契約を解約するとした場合に支払われることとなる解約返戻金の額により評価する(財産評価基本通達214)。
4. 適切。証券投資信託(上場証券投資信託を除く)の受益証券の価額は、課税時期において解約請求または買取請求を行ったとした場合に証券会社等から支払いを受ける価額により評価する(財産評価基本通達199)。
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