1級実技201209問19
問19: ねんきん定期便
正解: 3
1. 適切。「百合さんのねんきん定期便の見込額は、今後60歳になるまでの加入期間分を見込んだ額なので、今後の加入状況によっては金額が変動します。」
2. 適切。「百合さんが65歳から受給できる老齢基礎年金には、振替加算額が加算されるので、年金額は、ねんきん定期便の見込額より多くなります。」
3. 不適切。「百合さんが厚生年金基金に加入していた場合、代行部分が基金から支給されるので、報酬比例部分の額は、ねんきん定期便の見込額より多くなります。」
4. 適切。「公的年金の年金額は、原則として毎年度賃金・物価スライドされるので、百合さんのねんきん定期便の見込額は、今後のスライドによって変動します。」
※ねんきん定期便を題材とした出題としては 2010問19 以来となりますが、そもそも、本問は、公的年金制度の基本や厚生年金基金の代行部分の給付のしくみについての理解を問うものであり、提示されている < 資料: 百合さんに送られてきたねんきん定期便 > と直接の関係はありません。標準報酬月額の決定のしくみについての基礎的理解を問うた 200909問9 と同様、選択肢から攻略すべきパターンの問題といえそうです。
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