3級(協会)実技201205問3
問3: 経済用語
正解: 3
1. 適切。空欄 (ア) に入る語句は、「GDP(国内総生産)」である。国内で 1年間に生み出された財・サービスの付加価値の合計で、国の経済の規模を示す指標の一つ。内閣府が発表している。この伸び率が経済成長率である。
2. 適切。空欄 (イ) に入る語句は、「景気動向指数」である。「DI」と「CI」の2つの指数がある。「DI」は、改善している指標の割合を算出することで景気の各経済部門への波及の度合いを測定することを主な目的とするが、近年、景気変動の大きさや量感を把握することがより重要になっていることから、平成20年4月値以降、「CI」を中心とした公表形態に移行した。「CI」は、景気の山の高さや谷の深さ、拡張や後退の勢いといった景気の量感を示す指数である。しかし、「DI」も景気の波及度を把握するための重要な指標であることから、参考指標として引き続き、作成・公表している。
3. 不適切。空欄 (ウ) に入る語句は、「買いオペレーション」である。日本銀行が行う公開市場操作の一つ。金融の緩和を狙いとし、民間金融機関の保有する債券等を買い取り、市場へ資金を供給するため、金利を低めに誘導する効果がある。(なお、「売りオペレーション」は、金融の引き締めを狙いとし、日本銀行が保有する債券を民間銀行に売り出し、市中から現金を吸収することによって、金利を高めに誘導する効果がある)
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