2級学科201205問題5
問題5: 老齢厚生年金
正解: 3
1. 適切。60歳台前半の者に支給される特別支給の老齢厚生年金は、定額部分に続き報酬比例部分も段階的に支給開始年齢が引き上げられ、最終的には廃止される(厚生年金保険法附則第8条の2)。
2. 適切。65歳以後の老齢厚生年金は、厚生年金保険の被保険者期間が 1ヵ月以上あり、老齢基礎年金の受給資格期間を満たしている者に支給される(厚生年金保険法第42条)。
3. 不適切。60歳台後半の厚生年金保険の被保険者に支給される老齢厚生年金は、基本月額と総報酬月額相当額の合計額が46万円を超えると在職支給停止の仕組みが適用される(厚生年金保険法第46条第3項)。
4. 適切。老齢厚生年金を受給しながら厚生年金保険の適用事業所に使用される70歳以上の者は、(厚生年金保険の被保険者とはならないので、)厚生年金保険料の負担はない(厚生年金保険法第14条第1項第5号)。
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