2級学科201205問題7
問題7: 公的年金の併給調整
正解: 3
同一人が同時に 2つ以上の年金の支給を受けられるときは、受給権者の選択により、1つの年金を支給し他の年金は支給停止するという「1人1年金」の原則がある。(厚生年金保険法第38条第1項)
1. 適切。老齢基礎年金の繰上げ受給者が、遺族厚生年金の受給権を取得した場合、65歳に達するまでの間は、いずれか一方の年金を選択して受給する。
2. 適切。障害基礎年金の受給者が、60歳台前半の老齢厚生年金の受給権を取得した場合、65歳に達するまでの間は、いずれか一方の年金を選択して受給する。
3. 不適切。老齢基礎年金と障害厚生年金は、受給権者が65歳以上の場合でも併給されない。
4. 適切。障害を持ちながら働いたことが評価される仕組みとして、平成18年4月より、障害基礎年金と遺族厚生年金、障害基礎年金と老齢厚生年金は、受給権者が65歳以上の場合には併給されるようになった。
« 2級(AFP)実技201205問21 | トップページ | 2級学科201205問題8 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 2級(AFP)実技202501問18(2025.02.09)
- 3級学科202405問45(2025.02.17)
コメント