2級(AFP)実技201201問12
問12: 保険金・給付金が支払われた場合の税金
正解:
(ア) 1
(イ) 3
(ウ) 6
(エ) 4
タックスアンサー (No.1750 死亡保険金を受け取ったとき) より
「3 相続税が課税される場合
相続税が課税されるのは、(〜略〜) 死亡した被保険者と保険料の負担者が同一人の場合です。」
・契約Aについて、妻が受け取った死亡保険金は、相続税の課税対象となる。
よって、(ア) は 1. 相続税の課税対象。
タックスアンサー (No.1755 生命保険契約に係る満期保険金等を受け取ったとき) より
「2 所得税が課税される場合
所得税が課税されるのは、(〜略〜) 保険料の負担者と満期保険金の受取人が同一人の場合です。この場合の満期保険金は、受取の方法により、一時所得又は雑所得として課税されます。
(1) 満期保険金を一時金で受領した場合
満期保険金を一時金で受領した場合には、一時所得になります。」
・契約Bについて、夫が受け取った満期保険金は、所得税 (一時所得) の課税対象となる。
よって、(イ) は、3. 所得税 (一時所得) の課税対象。
被保険者が入院したことにより被保険者本人が受け取る入院給付金は、非課税である(所得税法第9条)。
・契約Cについて、妻が受け取った入院給付金は、非課税となる。
よって、(ウ) は 6. 非課税。
タックスアンサー (No.1610 本人が受け取る個人年金)より
「個人年金には、個人年金保険、郵便年金などの保険形式のものと、個人年金信託、財形年金などの貯蓄形式のものがあります。
まず、保険形式の年金契約を結んだ場合で、その保険料の負担していた者が年金を受け取った場合です。
この年金は、公的年金等以外の雑所得になります。」
・ 契約Dについて、夫が毎年受け取る年金は、雑所得となる。
よって、(エ) は 4. 雑所得。
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