2級学科201201問題30
問題30: 収益分配金に係る課税関係等
正解: 2
1. 適切。Aさんが受け取った収益分配金のうち普通分配金の金額は、1万口当たり1,000円である。
普通分配金: 1,000円
= 収益分配金落ち前の基準価額: 11,000円 -収益分配金落ち前のAさんの個別元本の金額: 10,000円
2. 不適切。収益分配金落ち後のAさんの個別元本の金額(1万口当たり)は、9,500円である。
特別分配金: 500円
= 収益分配金の金額: 1,500円 - 普通分配金: 1,000円
収益分配金落ち後のAさんの個別元本の金額: 9,500円
= 収益分配金落ち前のAさんの個別元本の金額: 10,000円 -特別分配金: 500円
3. 適切。X投資信託の収益分配金落ち後の基準価額(1万口当たり)は、9,500円である。
X投資信託の収益分配金落ち後の基準価額: 9,500円
= 収益分配金落ち前の基準価額: 11,000円 -収益分配金の金額: 1,500円
4. 適切。普通分配金に対して所得税が源泉徴収されるが、Aさんは当該普通分配金に係る所得税の課税方法として、申告分離課税を選択することができる。
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