2級学科201201問題26
問題26: 株式の信用取引
正解: 2
株式の信用取引は、投資家が証券会社等から金銭や株式等を借りて株式等を売買する取引であるが、投資家は証券会社等に一定の委託保証金を担保として差し入れる必要がある。例えば、委託保証金率が 30%である信用取引において300万円の売買取引(新規建て)を行うためには、最低でも 90万円( = 300万円 × 30%)の委託保証金が必要となる。
よって、(ア) は 90。
信用取引には制度信用取引と一般信用取引の 2種類があり、そのうち制度信用取引については、証券取引所の規則により弁済期限が定められており、新規建て日から 6ヵ月目の応当日から起算して 4営業日までに弁済しなければならない(これに対し、一般信用取引では、弁済期限は、証券会社との相対で決められる)。信用取引の弁済方法には、反対売買と現引き・現渡しがある。
よって、(イ) は 6ヵ月目、(ウ) は 現引き・現渡し。
以上、(ア)~(ウ) にあてはまる数字および語句の組み合わせとして、最も適切なものは 2 となる。
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