1級学科201101問34
問34: 不動産鑑定評価基準における不動産の鑑定評価
正解: 4
1) 不適切。不動産の価格は,その不動産の効用が最高度に発揮される可能性に最も富む使用を前提として把握される価格を標準として形成されるが,これを最有効使用の原則という。
2) 不適切。類似地域とは,近隣地域の地域の特性と類似する特性を有する地域である。
3) 不適切。特殊価格とは,文化財等の一般的に市場性を有しない不動産について,その利用現況等を前提とした不動産の経済価値を適正に表示する価格をいう。
4) 適切。収益還元法とは,対象不動産が将来生み出すであろうと期待される純収益の現在価値の総和を求めることにより,対象不動産の試算価格(収益価格)を求める手法である。
« 国内の金融機関における預貯金の保護 | トップページ | 不動産の価格と鑑定評価 »
コメント