1級学科201009問31
問31: 所得税の確定申告
正解: 1
1) 適切。Aさんが平成22年から青色申告をしようとする場合には,原則として,業務を開始した日から2カ月以内に所轄税務署長に「青色申告承認申請書」を提出しなければならない。
2) 不適切。Aさんが配偶者を青色事業専従者とし,その支払う給与を必要経費に算入するためには,貸付けの規模が事業的規模と認められる場合,業務を開始した日から2カ月以内に所轄税務署長に「青色事業専従者給与に関する届出書」を提出すればよい。
3) 不適切。Aさんが650千円の青色申告特別控除を受けるためには,貸付けの規模が事業的規模と認められる場合,正規の簿記の原則に従って帳簿を作成し,確定申告書に貸借対照表,損益計算書等を添付して期限内に提出すればよい。
4) 不適切。Aさんが青色申告の承認を受けて不動産所得の金額が3,000千円以下であると見込まれる場合は,「現金主義による所得計算の特例を受けることの届出書」を提出することにより,その損益について,いわゆる現金主義によって計算したものを不動産所得として申告することができる。
« 不動産投資 | トップページ | 不動産に関する法令上の制限 »
コメント