1級実技201109問9
問9: 障害厚生年金
正解:
(ア) ×
(イ) ×
(ウ) ×
(エ) ○
(ア) 誤り。障害等級が3級なので障害基礎年金は支給されないが、障害厚生年金が支給される。(配偶者の加給年金額が加算されるのは、障害等級が1級および2級の場合に限られる)
(イ) 誤り。厚生年金保険の加入者として在職することになっても、障害厚生年金が支給停止されることはない。
(ウ) 誤り。障害厚生年金は障害の程度が3級より軽くなると支給停止されるが、支給停止が3年間継続すると失権する。ただし、3年を経過した日に65歳未満であるときは除かれる。
(エ) 正しい。障害厚生年金の年金額は、厚生年金保険の加入期間が300月未満の場合には、300月とみなして計算される。
※障害厚生年金に関する問題は、今回が初出となります。不意打ちと感じた方も多かったのではないでしょうか。基本問題である (ア) や遺族年金との類推で何とかなりそうな (エ) は別として、(イ) は、少し迷いそうですし、(ウ) も、かなりきびしそうです。この試験は、ご存じのとおり、主にCFP(R) 全科目合格者を対象に行われます。課目合格を積み重ね、ようやく全科目合格を果たしたが、「ライフ」の合格が最近ではなかったために、なかなか思い出せなかった...という方もおられたのではないでしょうか。
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