1級実技201109問5
問5: 新築分譲マンションの不動産広告
正解:
(ア) ×
(イ) ○
(ウ) ○
(エ) ×
(ア) 不適切。専有面積は、壁の中心線で囲まれた部分の面積(壁心面積)で表示されている、これは、不動産登記簿に記載される面積(内法面積)より大きいのが通常である。
(イ) 適切。間取りの記号「S」は、建築基準法上、居室と認められない部屋があることを意味する。(「サービスルーム」の略であり、納戸等の収納スペースとして利用される)
(ウ) 適切。この物件を購入した人は区分所有者となり、区分所有者は管理組合の組合員となる。
(エ) 不適切。PW不動産販売は売主であるCR不動産の代理で販売を行うため、この新築分譲マンションを購入する場合、代理に係る報酬(手数料)は売主であるCR不動産株式会社が負担する。
※不動産広告の読み取りに関する出題は、今回で 4回目となります。1回目が 2004年度、2回目が 2006年度、3回目が 2008年度と隔年ペースで出題されていました。しかし、その後は、なぜか空白の期間が続き、今回の2011年度に突然の再登板という運びとなりました。いちおう内容をみてみますと、目新しいのは、まあ、(イ) くらいでしょうか。(ア) は、2級でもおなじみの定番問題ですし、(ウ) は、いわずもがなといったところ。見慣れないのは、(エ) ですが、実は、既に2004年度に出題されていたものでした。(ちなみに、選択肢も同じく (エ)。どうでもいい話ですが...)
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