3級(協会)実技201109問7
問7: 公的な土地評価
正解: 1
所管が国土交通省であるのは、公示価格である。公示価格は、毎年1月1日を価格判定の基準日として3月下旬頃に発表されるもので、一般の土地取引価格の指標となる。
よって、(ア) は 1月1日。
所管が国税庁であるのは、相続税路線価である。相続税路線価は、毎年1月1日を価格判定の基準日として7月上旬頃に発表されるもので、相続税・贈与税等の算出の基礎となる。当該路線価は、公示価格の80%相当の水準になる。
よって、(イ) は 相続税路線価。
所管が市町村であるのは、固定資産税評価額である。固定資産税評価額は、基準年度の前年の1月1日を価格判定の基準日として、3年に1度評価替えが行われ、固定資産税等の算出の基礎となる。当該評価額は前年の公示価格の70%相当を評価水準としている。
よって、(ウ) は 3年に1度。
以上、すべての語句の組み合わせを満たす選択肢は 1 となる。
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