2級学科201109問題2
問題2: 社会保障給付費の推移
正解: 4
1. 適切。平成20年度の社会保障給付費は94兆848億円で、前年度の91兆4,305億円に比べ2.9%増加している。
2. 適切。平成20年度の社会保障給付費の国民所得に占める割合は26.76%で、前年度の24.16%に比べ増加している。
3. 適切。昭和55年度から平成20年度までの期間における、社会保障給付費の増加率と、国民所得の増加率を比較すると、社会保障給付費の増加率の方が高い。
平成20年度社会保障給付費の対昭和55年度伸び率: 279.78%
= (平成20年度: 940,848億円 - 昭和55年度: 247,736億円) / 昭和55年度: 247,736億円 × 100
平成20年度国民所得の対昭和55年度伸び率: 72.42%
= (平成20年度: 3,515,221億円 - 昭和55年度: 2,038,787億円) / 昭和55年度: 2,038,787億円 × 100
社会保障給付費の増加率: 279.78% > 国民所得の増加率: 72.42%
∴社会保障給付費の増加率の方が高い。
※ここでは、便宜上、昭和55年度と平成20年度との比較にとどめた。
4. 不適切。平成16年度から平成20年度までの各年度における、社会保障給付費の国民所得に占める割合は、平成18年度を除く、すべての年度で前年度を上回っている。
<< 問題1 | 2級学科の出題傾向(201109) | 問題3 >>
« 2級学科201109問題35 | トップページ | 2級学科201109問題5 »
コメント